春ということで、お弁当生活をスタートする人も多いと思います。3日坊主にならないお弁当生活について、いくつか私なりにまとめてみました。
品数は少なくてOK
お弁当の本とか、Instagramとか。見てるだけで惚れ惚れしちゃう素敵なお弁当がたくさんありますが、最初から100点を狙うと疲れちゃいます。
最初のうちは、ご飯とおかず2品ぐらいで気楽に取り組むのがおすすめ。品数が少ないと、詰める難易度も下がります。
おかずは、「卵焼き」「野菜のおかず」「お肉・お魚のおかず」のうち2つを組み合わせればOKです。
ひとくちに「卵焼き」と言っても、いろんなアレンジ方法があります。
- 巻く or 巻かない
- 組み合わせる食材を変える
- しらす、海苔、ゆかり、高菜、明太子、チーズ、ネギ、ニラ etc
カリカリッとか、ポリポリッとかいう食感ではなく、柔らかい食感の食材の方が、卵焼きには合います。
卵焼き以外のおかずは、色違いの食材を組み合わせます。
私がよく使うのは以下の食材。1つのおかずにつき、色味は2色〜3色でOK。4色以上になるなら、別のおかずにしちゃった方が、詰めた時にきれいに見えることが多いです。
- 赤色:梅干し、さつま芋、カニカマ、ウインナー
- 黄色:とうもろこし、黄パプリカ、かぼちゃ、たくあん
- オレンジ色:鮭、にんじん、えび
- 緑色:葉物野菜、ピーマン、ブロッコリー、ゴーヤー
- 紫色:シャドークイーン(芋)
- 黒色:ひじき、海苔、黒豆、レーズン
- 茶色:豚肉、牛肉、揚げ物、きのこ類
- 白色:鶏肉、白身魚、きのこ類
2品が大変だったら、おかずを1品にしてもOKです。スープジャーにスープを詰めて、おにぎりを一緒に持っていけば十分。
味噌汁でもいいですし、鍋の素を使えば、簡単に色んな味の鍋を持っていけます。
夕飯を活用
毎日いちからおかずを作るのは大変。夕飯のおかずを活用すると、いい感じに手間を省けます。
夕飯のおかずを活用する時のポイントは以下の通りです。
- 夕飯を作った時点で、お弁当の分をよけておく(箸をつけた後よりも衛生的です)
- 同じおかずが続くのが嫌なら、一度冷凍して、2日ぐらい空けてお弁当にする
- もしくは、ちょっとだけアレンジして別のおかずに。卵とじにしたり、ソースを変えたり、おにぎりやサンドイッチの具にしてもOKです。
とにかく冷凍庫を活用
うちの冷蔵庫は一人暮らし用の小さな冷蔵庫ですが、冷凍庫は比較的大きいものを選んでいます。というのも、一人暮らしこそ、冷凍庫を使う機会が多いからです。
冷凍保存する方法は大きく4パターン。
1.一食分ずつ小分け冷凍する
パンやご飯は、ラップに包んで一食分ずつ分けて冷凍しておくと便利です。
ご飯を冷凍する時は、小判型だったり、板状だったり、平たく、厚みを均等にして冷凍するのがポイント。こうすると、電子レンジで解凍する時に、均一に温まります。
うちの場合は、ラップに包んだあと、ジップロックの袋に入れて冷凍しています。
2.調理しやすい大きさに切って冷凍する
高機能な冷蔵庫ではない限り、凍らせたあとに包丁で切るのは大変。だから、切ってから冷凍するのが基本です。
こんにゃくや豆腐など、いくつかの食材は食感が変わるので、注意が必要ですが、食感は変わっても美味しく調理する方法はあります。
野菜やキノコなどは、切ってから冷凍しておくと、料理の時に直接フライパンに投入できます。時短にもなって、洗い物も最小限で済むのでとっても便利です。
参考リンク
3.下味をつけて冷凍する
スーパーでお肉を買う時、小さなパックよりも大きなパックの方が安かったりします。こういう時は、大きなパックを買って、冷凍保存すると節約になります。
下味をつけて冷凍しておけば、夜に冷蔵庫に移して解凍し、朝は炒めるだけ。一緒に野菜を加えてもOKです。
4.調理してから冷凍する
平日はバタバタしがち。週末に作り置きをして、小分け冷凍しておくと、平日の朝にレンジでチンするだけでOKです。朝から調理すると、まな板や包丁などの洗い物も出てしまいますが、週末に冷凍ストックしておくと、忙しい朝の洗い物は最小限で済みます。
常備菜・作り置き カテゴリーの記事一覧 - micvanyのお弁当記
解凍したおかずは、キッチンペーパーで余分な汁気を吸ってからお弁当箱に詰めると、汁漏れ防止になります。
記録してみる
作ったお弁当を写真で記録しておくと、上達が実感できるのでおすすめです。
詰め方とか、彩りとか、数ヶ月すると良くなっているので、その成長記録を残しておくと、モチベーションにつながります。
映えを意識したお弁当を投稿する必要はありません。映えを意識しすぎると疲れてしまうので、あくまで、自分の記録用として保存するスタンスが大切です。
曲げわっぱを買うのは少し経ってから
お弁当作りを続けていると、曲げわっぱを欲しくなるタイミングがきっときます。
曲げわっぱを買うと、嬉しくって、お弁当作りのモチベーションが上がるので、少しモチベーション下がってきた時に買うのが効果的だと思います。
最初はシンプルなお弁当箱で詰め方の練習から始めてみるのはどうでしょう?
というわけで、マイペースなお弁当生活について、まとめてみました。作りたくない日は無理して作らなくていいです。
(勝手な仲間意識で恐縮ではありますが)楽しいお弁当生活を送る仲間が増えますように!
私のこと