スープって出汁のとり方からこだわれば、本当に手間ひまがかかる料理だと思います。でも、毎朝作るお弁当にそんなに時間はかけられないので、私はよく手抜きスープを作ります。
レトルトスープ
どれぐらい手抜きかと言うと、レトルトスープを使います。お湯を注いだら出来上がるレトルトスープです。コストコでも買えるオニオングラタンスープは特にお気に入り。旅先で買ってくる謎のスープも結構面白いです。写真は韓国で買ってきたスープで、パッケージからは想像がつかないぐらい辛いです(笑)
レトルトスープなので、カップに入れてお湯を注げば確かにスープは出来上がるんですけど、これを『スープの素』と思えば話は少し変わります。スープの素として鍋に入れ、他の具材を追加すればボリュームのあるスープになります。しかも、ベースの味があるから、味付けも調整程度で済むので、とにかく簡単で失敗しづらいです。
よく作るのは、レトルトスープに冷凍野菜(他の料理を作った時の端野菜を一口サイズに切って冷凍)などを加えて作るアレンジスープです。あらかじめ切っておいた具材を使えば、朝から包丁とまな板を出す必要がなく、時短になります。
単に水と具材を足してカサ増しするだけだと、スープの味が薄くなって美味しくないので、味の調整は必要。調整をする時は、次のような組み合わせをイメージしておくと、大きく失敗することはありません。
洋風スープ
- コクを出すなら:バター、オリーブオイル
- ベースの味が薄い時は:コンソメ
- 味変するなら:カレー粉、牛乳、生クリーム
- 追加するなら:ベーコン、ソーセージ
- 一緒に持っていくなら:(どちらかというと)パン
中華風スープ
- コクを出すなら:ごま油
- ベースの味が薄い時は:鶏ガラスープの素
- 味変するなら:しょうが(チューブ)
- 追加するなら:豚肉、溶き卵
共通でよく使う材料
- 野菜、きのこ、鶏肉
- 塩麹:塩気が欲しい時(食塩よりもまろやかで、お気に入りの食材です)
オニオングラタンスープを使う時は、パンの部分はお弁当には使わず、残りスープと一緒に朝ごはんとして消費します。
鍋の素
レトルトスープ以外だと、鍋の素も便利です。キムチ鍋、ちゃんこ鍋、寄せ鍋、白湯鍋など、色々な味から選べます。
しかも1回分ずつ小分けになっているので、少量からでも作れるのも良いところです。
鍋の場合は、どちらかというと具材がメインになってくるので、スープの素を使うときよりも大きめの食材を使うことが多いです。大きめの具材の時は、開口部が大きく、容量もたっぷり入るスープジャーがおすすめです。
一緒にご飯やおにぎりがあれば十分お腹いっぱいになります。
スープを1から作ろうとすると、料理に慣れないうちは、味の調整で思った以上に時間がかかったりすることがあると思います。(少なくとも私は、過去に何度もスープの味を決めるのに苦戦してきました) そんな時は、市販のレトルトスープや鍋の素をアレンジすれば、あっという間に具だくさんスープを作ることができるのでおすすめです。
スープジャーの話 micvany.hatenablog.com