先日、知り合いと話していると「春から社会人になるから、私お弁当始めようと思ってるんです」とのこと。お弁当作りを始めるなら、最初にどんなお弁当箱がいいかな?と考えて、私なりの答えとしては、とりあえずシンプルな白・仕切りつき・長方形のお弁当箱ではと思いました。
- 白が良い理由=おかずの色が映える
- 仕切りつきが良い理由=自転車でいう補助輪。初心者にはありがたい存在
- 長方形が良い理由=初心者でも詰めやすく、アレンジしやすい
「アレンジしやすい」と一言で言っても分かりにくいので、長方形のお弁当箱の詰め方を以下まとめてみました。
1.基本の真ん中分け
まずは付属の仕切りを使って、半分をご飯、もう半分におかずを詰めて使う基本形です。長方形のお弁当箱の良い点は、お弁当の定番「卵焼き」が詰めやすいことかなと思います。カーブがあるお弁当箱だと、卵焼きの詰め方に苦戦しがちです。
慣れてきたら、仕切りを外してみます。仕切りを外して盛り付けられるようになると、そのあと盛り付けのバリエーションも出しやすくなります。
2.縦詰めパターン
仕切りなしの詰め方に慣れてきたら、今度はお弁当箱の向きを変えてみます。いつもは横向きにしていたのを縦向きにして詰めるだけで、詰め方のマンネリ解消にもなります。
3.のっけ弁
ご飯の上におかずを乗せてドーンと盛り付け。時間がない日に便利なのっけ弁にも使えます。
シンガポールチキンライスのお弁当や、豚丼のお弁当など。
牛丼、オムライス、ドライカレーのお弁当もありだと思います。
4.三色弁当
少し詰め方を工夫して、そぼろの三色弁当も。
この時は斜めに三色作りましたが、慣れないうちは真っ直ぐ縦縞模様の三色弁当だと作りやすいと思います。ポイントは真ん中の具を最後に詰めることです。
5.焼きそば・焼きうどん弁当
焼きそばや焼きうどんをお弁当箱いっぱいに詰めてお弁当に持っていくのも良いです。
麺だけじゃなくて、おかずも食べたい!って時は、仕切りを使って焼きそばエリアとおかずエリアに分けるパターンも。
6.おにぎり弁当
お弁当には欠かせないおにぎりも、長方形のお弁当箱だと色んな詰め方が楽しめます。
俵おにぎり
俵おにぎりはお弁当箱の幅に合わせて2個作り、仕切りをセットしてから残りのスペースにおかずを詰めていきます。
おかずとおにぎりで完全にエリアを分けて詰められると、ラップを巻いたおにぎりを詰めたときには、おかずの油がラップにつくのを防げるので手が汚れません。
おにぎりをラップに包んで持って行くときは、この詰め方がオススメです。
三角おにぎり
俵型があれば、三角形のおにぎりも。仕切りを使わないことで、自由度高くお弁当を詰めることができます。
肉巻きおにぎり
少し小さめに作った肉巻きおにぎりだったら3個入ります。おにぎりが半分以上のスペースを埋めているので、空いたスペースをうまく活用して彩りおかずを詰めました。
7.海苔巻き弁当
海苔巻きのお弁当を詰めるときに気をつけたほうが良いのが、海苔巻きの高さです。お弁当箱よりも高さがあると蓋が閉まらなくなってしまうので、カットする際は、まず1つ切って基準になる高さ(幅)を決めてから、残りをカットしていくと失敗しづらくなります。
小ネタではありますが、太巻きの断面がきれいにできなかった場合は、明太子を乗せたり、白ごまを乗せたりすると、ちょっと誤魔化せます。
太巻き作りの時は、太巻きの型を使うととても便利です。
8.キャラ弁
盛り付けの自由度が高いので、キャラ弁作りの時は、長方形のお弁当箱が重宝します。 海苔巻きに顔をつけてみたり、形を変えたおにぎりを詰めてみたりしても良いです。
おばけの形のおにぎりとハロウィンっぽいおかずを詰めたお弁当。凝ったデコレーションは大変ですが、ハンバーグに星型に抜いたチーズを乗せるぐらいだと、デコ弁初心者でも比較的手が出しやすいです。
9.顔弁
キャラ弁の中でも”顔”にフィーチャーしたのが顔弁です。おにぎりを詰めて顔をつければ、顔おにぎりのお弁当に。
2つの顔を作るのが大変だなと思ったら、1つの顔で作っても良いです。季節イベントに合わせてクリスマスにはサンタクロース、節分にはオニの顔弁を作ったりもしました。
人気ゲームやアニメのキャラクターを作ろうとすると、パーツの位置がちょっと違うだけで全然似なくなっちゃうんですが、オリジナルキャラクターだとそういう心配がないので気楽です。
顔弁について
というわけで、長方形のお弁当箱の使い方についてまとめてみました。お弁当作りを始めた当初、「見た目重視の可愛いお弁当箱を買ったら詰めにくくて仕方なかった」という経験を踏まえたまとめとなります。
「白&長方形とかシンプルすぎ〜」という場合には、蓋にデザインがあるタイプだと、詰めやすさはそのままに可愛さが加わります。
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