あっという間に2018年も残すところもう少し。クリスマスも近づいてきたので、久しぶりに「顔弁」を作りました。クリスマスに合わせて、サンタクロースバージョンです。
コリンキーの塩昆布きんぴら、豚肉とピーマンのオイスターソース炒め、コンビーフ入り卵焼き、ごはん
お弁当作り
顔弁はオリジナルのキャラクターなので、似ている似ていないといったこともなければ、失敗もありません。
おかずも気張って作る必要はなくて、あくまで「いつも通りのお弁当に少しだけアレンジして顔をつけました」という気持ち。だから盛り付けにかかる時間は15分ほど(おかずを作る時間は除く)と、他のキャラ弁に比べるとずいぶん気軽につくることができます。
1.顔の土台になるおにぎりを2つ作る
1つは顔の部分なので丸いおにぎりを、もう1つはサンタクロースの帽子になるので三角にラップで握ってお弁当箱に配置してみます。
配置が決まったら、おにぎりのラップを外します。
ラップを付けた状態で、位置を調整しながら、おにぎりをどこに置くか決めることで、失敗しにくくなります。また、この時点で、おかずのレイアウトもざっくりとイメージしておきます。
2.帽子の部分にカニカマを乗せる
カニカマの表面の赤い部分を使って、横向きにカニカマを並べます。
調理ばさみなどを使って、帽子の先端の部分などの長さは調整します。
3.コリンキーの塩昆布きんぴらを詰める
そのままだと、バラっとなってまとまりが悪くなってしまうので、小さめのおかずカップに入れて詰めました。
参考にしたのはクックパッドのこちらのレシピです。
4.豚肉とピーマンのオイスターソース炒めを詰める
この日のメインおかずは、豚こまとピーマンを鶏ガラスープの素(顆粒タイプ)とオイスターソース、醤油少々で炒めたものです。
カニカマを抑えるようにして、隙間ができないように詰めます。
5. コンビーフ入り卵焼きを詰める
残りのスペースには彩りを考えて卵焼きを詰めます。ただし、いつものように巻いてしまうと、詰める時にどうしても隙間ができてしまうので、今回は巻かずに作りました。
コンビーフ、たまご、塩を少々加えて卵液を作り、
米油をしいたフライパンで細かくなりすぎないように気をつけながら焼きます。
お弁当用なので普段のスクランブルエッグのような半熟ではなく、しっかり火を通します。
メインおかずの反対側のスペースに卵焼きをしっかり詰めて、カニカマの端の部分をおかずでしっかり固定します。
右下の角に少し隙間がありますが、ひげになる「とろろ昆布」を乗せる時に必要な余白になります。
6.とろろ昆布を乗せる
去年はドロップ型のおにぎりを作って、顔と帽子を別々のパーツではなく1つのおにぎりで作っていました。
ただ、この作り方だと作るのが難しいという声を聞いたので、今年は顔と帽子別々のおにぎりにしました。作り方を変えたことで、顔と帽子の間に段差ができるようになったため、帽子と顔の間にとろろ昆布を乗せることで、段差を目立たなくしました。さらに、ひげになる部分にもとろろ昆布を乗せています。
とろろ昆布を扱うときの注意点としては、水分で溶けてしまうので乾いたお箸やピンセットで素早く乗せることかなと思います。
7.顔のパーツをのせて完成
基本的に奇抜な材料などは使わないようにしているので、とろろ昆布に加えて、焼き海苔、はちみつ梅干しと、オーソドックスな食材を使っています。
- 目は、焼き海苔
目のパーツはのりパンチを使って型抜きしています。

貝印 KAI のりパンチ (フェース・ベーシック) chuboos お弁当応援 FG5187
- 出版社/メーカー: 貝印(Kai Corporation)
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
- ほっぺは、はちみつ梅干しの果肉部分
- 鼻は、はちみつ梅干しの皮の部分
はちみつ梅干しは、真ん中に種があるので、その部分を避けるようにして左右をカットします。
皮の切り口の部分を底面に入れ込んで、鼻の丸いフォルムを作ります。(お風呂で作るタオルの風船みたいなイメージです)
細かい作業をするときには、ピンセットがあると便利です。

- 出版社/メーカー: 貝印(Kai Corporation)
- メディア: ホーム&キッチン
- 購入: 4人 クリック: 18回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
今回使ったお弁当箱はこちら
色々な「顔弁」の話