週末を利用して、越後妻有で開催中の「大地の芸術祭2018」に行ってきました。バスツアーの集合場所は越後湯沢駅。上野駅から新潟・越後湯沢駅へは、新幹線で1時間半弱と意外に近いです。駅に到着したら、集合時間まで余裕がなかったので、まっすぐロータリーにあるバスツアーの受付へ。
芸術祭のパスポートは事前購入しておき、準備も万端。今回は観光バスに乗って「大地の芸術祭2018」のスポットを巡ります。

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018公式ガイドブック
- 作者: 北川フラム,大地の芸術祭実行委員会
- 出版社/メーカー: 現代企画室
- 発売日: 2018/06/15
- メディア: 単行本
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バスツアーには2つコースがあり、どっちにしようかなー?と悩んだのですが、この清津峡渓谷の景色が見たくて『カモシカぴょんぴょんコース』に決めました。
清津峡渓谷トンネル
バスを降りて少しだけ歩いてトンネルの入口へ。ここから約700メートルほど歩きます。夏の暑い時期でしたが、トンネル内部は涼しくて歩きやすかったです。
暗いトンネルの中は赤や緑の照明で照らされて、なんだか異世界の雰囲気です。
途中、いくつか見晴所があり、それぞれ見どころがありました。
この銀色の物体は、なんとトイレ!これもまたアート作品です。
そして、私が見たかったのがこの作品、この景色。晴れてて本当に良かった。朝は東京にいたのに、全くの別世界にいる気分になれます。
星峠の棚田
そして、こちらも一度見たかった棚田の景色。公共の交通機関ではなかなか見れないような景色をバスで移動できて見れるなんて、なんだかお得な気分です。
奴奈川キャンパス
お昼はこちらの廃校を利用した施設で、ミシュランシェフ「米澤文雄氏」監修のコースランチをいただきました。
学校の食堂のようなワイワイした雰囲気で、知らない人とテーブルを囲んで食べるランチ、少し落ち着かない気もしますが、なんだか少し懐かしいような気分にもなります。初めて食べた冷や汁(氷入りの味噌汁のようなもの)は、みょうがも効いてて、さっぱりと暑い日に丁度いい料理でした。
食後は、移動の時間までキャンパス内の作品を見て回りました。 一階には売店などもあり、二階は複数の作品が展示されています。
脱皮する家
脱皮する家というのは、建物内を彫刻刀で削られた建物のこと。こちらは宿泊も可能だそうです。柱や床はもちろん、手の届かなそうな梁や屋根、家具まで、余すところなく削られています。
上の写真、「やばいものが写ってしまった・・・!」と写真を見て震えましたが、他の写真にも同じ格好の人が写っていたので、同じツアーの方だったようです。(よかった・・・)
黄金の遊技場
ギラッギラの世界観が印象的だった、こちらの作品。実際に作られたというアーティストの方が在廊(在宅?)されていました。
麻雀牌で出来た壁。何のモザイクだろうと思って近寄ったら、麻雀牌でした。すごい。
里山現代美術館キナーレ
今回はじめて行った里山現代美術館キナーレ。真ん中に水が張られていて、それをぐるっと取り囲むように美術館があります。さすがに泳いでいる人はいませんでしたが、暑い日だったので、足をつけておしゃべりをしたり、チャプチャプと歩いている人がいたり、なんだかのどかな美術館です。
沢山の作品がこちらにも展示されていました。
ぐるぐると目が回りそうな作品。こちらは静止画ですが、実際は回転しています。
今まで色んな美術館に行ったけど、特に好きな美術館でした。またぜひ行きたいです。
まつだい 農舞台
能舞台ではなく、農舞台。「都市と農村の交換」をテーマにした総合文化施設です。施設内外に作品が展示されており、大好きな草間彌生先生の作品も展示されています。
今回紹介したのは2つあるツアーのうちの、さらにその一部です。結構駆け足で見て回った気もしますが、それでもまだまだ見れていない作品もたくさんあり、時間が許すならもう1回ぐらい行きたい気持ち。 スケジュールの都合で私は日帰りにしましたが、宿泊するのもおすすめです。
今回の旅のお供はこのカメラ

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS70D ボディ EOS70D
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