今日は細長いスリム型のお弁当箱について。
このスリム型弁当箱は「盛り付けやすい」という人と「盛り付けにくい」という人がいて、結構意見が分かれている気がします。私も長く「盛り付けにくい」と思っていましたが、やっと最近になって、その苦手意識を克服できた気がするので、そのまとめです。
詰め方が難しい?!スリム弁当箱
数年前に私が作ったお弁当。
- ご飯の詰めすぎで、押し寿司状態
- 茶色いおかずばかりで彩りが悪い
- 二種類のおかずドーン!な盛り付けがなんとも言えない残念感
この当時、お弁当とはこういうものだと思っていたんですが、数年経って振り返ると、反省点は多いです。
この頃は彩りも、バランスもあまり気にしていませんでした。
そんな過去の失敗を活かして、お弁当作り!
「仕切り」食材・アイテムを使う
このお弁当箱の場合は、仕切りがないので以下のものをおかずとおかずの仕切りとして使います。
- 個人的に生野菜はなるべく使わないようにしているので大葉
- おかずカップ (アルミ・紙の小さめサイズがオススメ。シリコンカップだと高さがあるので閉まらない可能性があります)
おかずは少しずつ「四種類以上」
冒頭のお弁当の反省点としては、おかずの品数が少ないがゆえの彩りの悪さ、バランスの偏りかなと思います。
というわけで、四種類以上のおかずを入れるようにすると、彩り、バランスともにいい感じに仕上がります。
朝から四種類作るのは大変だなって時は、常備菜をうまく使うのが良いと思います。
「小さい卵焼き」を作る
スリムなお弁当箱に詰める卵焼きは、小さめサイズがオススメです。この作り方だと卵1個で作るので、いつもよりも小ぶりな卵焼きが作れます。
レシピ:卵1個で!小さい卵焼き
(材料)
- 卵 1個
- 砂糖 大さじ2
- 塩 ひとつまみ
- サラダ油 小さじ1
(作り方)
1.卵と砂糖、塩を混ぜて原液を作る
2.弱火であたためたフライパンに油をひいて、原液の 1/3ほどを流す
3.フライパンを傾けながら 、 2/3ぐらいの位置のあたりで原液をとどめる
弱火のままなので多少時間をかけても焦げません
4. 3cmぐらいの幅で折り返す
5.端っこまで折り返すと、こんな感じ
6.ロールした部分を奥に押して、手前に原液の残りを流し込む
7.あとはくるくる巻いて、両面に焼きめがつけば出来上がり
8.カットするとこんな感じ。だいたい3つぐらい取れます
サイドの切れ端は味見用に
お弁当箱に詰めるとこんな感じに。
「二色おにぎり」を作る
二色おにぎりにしておけば彩りがグッと良くなります。四種類作るのは大変なので、二種類を交互に置くぐらいが、私の中では朝作れるギリギリのラインです。
二色おにぎりの作り方・詰め方
色違いのおにぎりを作るのに、よく使う材料はこんな感じ。色のつくふりかけなどもありますが、30歳越えた自分用の弁当ですし、あまり変わったことはせずに、いつも冷蔵庫にあるような食材で作っています。
ピンクのおにぎりの具:鮭フレーク、梅干し、ゆかり
緑色のおにぎりの具:高菜漬け、混ぜ込みわかめなど
おにぎりの詰め方
4個のおにぎりをちょうどいいサイズに作るのって意外と大変。握る前にご飯を等分しておき、それをラップで包んだ状態でお弁当箱に仮で詰めてみて確認します。
このサイズで「大丈夫だな」と思ったら、ラップを外して詰めれば出来上がりです。
「混ぜごはん」にする
二色おにぎりもいいですが「そんな時間ない!」って時もよくありますが、かといって、白ごはんを詰めただけだと見た目がちょっとさびしい。そんな時は、混ぜごはんにすれば楽チンです。
混ぜごはんと言っても、あまり難しく考えず、コーン缶を混ぜて味付けしたり、そぼろを混ぜたり、家にあるもので作っちゃいます。
今回は地元福岡の梅の実ひじきを使いました。
「顔弁」にする
たまには、顔おにぎりを作って顔弁にするのも楽しいです。細長スリムのお弁当箱だと、顔弁やキャラ弁を作るの難しそうですが、いざやってみると意外に作れちゃいます。
顔弁を作る時には、のりパンチが必需品です。
電子レンジ対応のものや、可愛いデザインのもの、男性でも使えるシンプルなデザインなものなど、色々なスリム弁当箱があるので、お気に入りのものを見つけてください。