2月下旬、会社を1週間休んで、未踏の地・スリランカへ友人と一緒に旅してきました。
- 作者: 地球の歩き方編集室
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド・ビッグ社
- 発売日: 2017/09/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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なぜスリランカなのか
「スリランカに行く」という話を周囲にした時に、何度となく聞かれたのがこの質問で、理由は以下のとおりです。
- イタリアで出会ったスリランカ人に、スリランカのいいところを教えてもらった
- 山あり海ありの自然の美しさ
- 成田から直行便があるよ
- アーユルベーダもあるよ
- カレー、エスニック料理が好き
- 周囲でスリランカに行って良かったという声を聞いた
1つ1つをとってみると行く理由としては弱い気もしますが、これらの理由に加えて「一緒に行きたいと言ってくれる友人が見つかった」というのが大きかったです。
どちらかというと、少しマニアックな場所かなと思っていただけに、同伴者が見つかってからは、勢いよくプランニングが進みました。
スリランカに行ってみて驚いたこと
- カレーってこんなに種類あるの?!
- 世界遺産・シギリヤロックはドラクエ+ラピュタみたい!
- 野良猿、野良ゾウ、野良クジャクがいる
その他にも色々とありましたが、大きなところでは上記の通り。
カレーってこんなに種類あるの?!
日本だと、カレーのルーを使って作る人参、玉ねぎ、じゃがいもの入ったカレーが定番で、少しアレンジしても、シーフードカレー、ビーフカレー、キーマカレー、チキンカレーなどが一般的かなと思います。
しかし、今回スリランカ滞在中に食べたカレーは数十種類以上。
スリランカのレストランはビュッフェ形式のところが多く、そのメニューの中には必ずカレーが含まれていました。
パパイヤのカレー、マンゴーのカレー、蟹のカレー、煮干しのカレー、ビーフカレー、ポークカレー、チキンカレー、キーマカレー、茄子のカレー、かぼちゃのカレー、キャベツのカレー、干し大根のカレー、ほうれん草のカレー、ゴーヤカレー、ひよこ豆のカレー、パンの実のカレー、ジャックフルーツのカレー、ビーツのカレーなどなど。
さらに副菜として、空芯菜の炒めもの、魚介のシシカバブ、グリルフィッシュ、グリルトマト、フムス、種類豊富なサラダなどがあります。
※記載しているのは記憶にあって、かつ料理名が分かるものだけなので、実際目にした料理はこの2〜3倍近いです
フルーツ、豆、野菜など種類豊富なサラダ
空芯菜炒め調理中
マッルン:千切りの葉野菜とココナッツを炒めたもの
カレーと合わせるのは、白米の他に、ミルクライスや赤米、ビリヤニ、少し変わったところではレモンココナッツライスなど。
カレーと一緒に食べるのは必ずしもお米とは限りません。ストリングホッパーという米粉の麺のほか、以下のような料理もカレーと一緒に食べました。
パパダム:豆粉のせんべい
ワダ:豆粉のドーナツ(甘くないお食事系ドーナツ)
ピーナッツと揚げ麺の組み合わせもカレーに良く合いました。現地の方はそのままおつまみに食べたりもするそうです。
番外編:三角のパンはカレー入り。日本でいうカレーパンです
エッグホッパー
スリランカ滞在初日にホテルで見つけた不思議な食べ物。名前を「エッグホッパー」と言います。
せっかくなので、作っているところを見学しながら作り方を教えてもらいました。
周りの薄皮の部分は米粉とココナッツミルクでできているそうです。それを専用のフライパンに流し込んで薄く伸ばし、お椀型に焼きます。
そこに卵を割り入れて、蓋をして卵に火を通してます。
出来上がったエッグホッパーは、スパイシーなチリペースト(店員さんに辛いから使いすぎ注意!と教えてもらいました)と玉ねぎを甘くなるまで炒めたものを加えて、卵を崩して食べるといいよとのこと。
初めて食べるのでブレンドする量は控えめにして、春巻きのように薄皮で巻いて食べました。
今回は、店員さんにおすすめされたペーストと玉ねぎを加えましたが、エッグホッパーにはカレーを加えて食べてもいいんだそう。
最終日のモーニングで、再度エッグホッパーに挑戦しました。
最終日のエッグ(?)ホッパー
ホテルの卵料理コーナーで「エッグホッパー作って」とお願いしたところ、すでに出来上がっていたホッパー(周りの薄皮の部分)と、顔が描かれた目玉焼きを作ってもらいました。混ぜちゃえば一緒だよ、とのこと。
確かにそうだな〜というわけで、カレーをホッパーの中に入れ、目玉焼きも入れて混ぜてみました。
正しいエッグホッパーではないかもしれませんが、カレーと卵を組み合わせるとマイルドになって美味しいっていうのは、万国共通なのかも。
好きなカレーを自由に組み合わせて混ぜる!
私なりに感じた、日本のカレーとスリランカのカレーで異なる点は以下の通り。
- ルーよりも具が主役
- カレー炒めに近いものも
- メインの具材が1〜2つで構成されている
スリランカのカレーは単品の味を楽しむより、ミックスした方が美味しいよ!というのが、現地ガイドさんのアドバイス。
最初は、数種類のカレーと副菜とご飯と・・・全部混ぜちゃうの?とこわごわとしていましたが、慣れてくると「この組み合わせは、どういう味になるんだろう〜」と楽しみになってきます。
ひと通りカレーの味を見たら、あとは全部混ぜちゃう!
滞在中は毎回違うレストランに行ったので、毎回お皿にとるカレーの種類は違い、味の組み合わせも異なりました。
また、例え同じレストランであっても同じカレーを同じ配分で組み合わせない限り、同じ味にはならないので、以前と同じ味を再現するのは難しそうです。
毎回見たことのない具材のカレーがあったので、5日間の滞在中、カレーに飽きることもなく、まだまだ食べたりなかったぐらいです。
今回のスリランカ旅行はパッケージツアーに申し込んだので、日本語が堪能な現地ガイドさんとドライバーさんが滞在中ずっとアテンドしてくれました。分からないこと、知りたいことがあればすぐに質問できるのも良かったです。