今日はお弁当のごはんの詰め方について。
いつもの弁当箱でも、ごはんの詰め方を変えるだけで盛り付けの幅がグッと広がります。
ごはんの詰め方パターン
たまに、Instagramでお弁当の詰め方を見た方から「ごはんの詰め方が参考になる」と言ってもらえることがあるので、私が今まで作ってきたお弁当の、ごはんの詰め方をまとめてみました。
オーソドックス(右寄せ・左寄せ)型
ごはんは左側に詰める、おかずは右側に詰める、仕切りを使う、といった定番の形ってありますよね。
以前は基本に忠実にごはんを詰めて、お弁当を作っていたのですが、毎日作っているうちに、だんだん右側のスペースの中で、卵焼きをいつもの場所に入れて、残ったスペースにお肉のおかずとほうれん草を入れて…とマンネリ化。
このままではお弁当作りを楽しめなくなる気がしたので、真ん中の仕切りを外して、いろんなごはんの詰め方もするようになりました。
中央型
メインのおかずが1つ決まっている時にオススメ。
真ん中にダムのようにごはんを置くことで、メインおかずの味が他のおかずに移らないようにします。
L字型
中央型がメインおかず1品の時としたら、こちらは味移りさせたくないおかずが2品ある時の詰め方です。
この日のお弁当は「焼肉とハンバーグが食べたい!サラダは別容器で」とリクエストをもらっていて、「トマトソース味の焼肉も嫌だし、焼肉のたれ味のハンバーグも嫌だな」と思って試行錯誤。
L字にごはんを置いて、2つのおかずを離して置くことに成功しました。
あまりにもイレギュラーな詰め方なので、あまり参考にならないかもしれませんが、1パターンとして。
飛び地型
二段のお弁当箱にごはんを分けて入れるという手もあります。
普通、二段のお弁当箱というと、一段がおかず、もう一段がごはんだと思います。それをそれぞれの段にごはんとおかずを詰めることで、味移りを防ぎます。
斜め型
これは味移りには関係ないのですが、詰め方のバリエーションとして。
お弁当箱に対して斜めにごはんを詰めることで、いつもと少し違った気分でお弁当が作れます。それだけ?と思うかもしれませんが、それだけで全然気分が変わるんです!
余白型
そぼろ丼弁当や焼肉弁当など、ごはんの上に全面おかずをのせる時に便利な詰め方です。
彩りやバランスのために、少しだけ副菜を置きたい時は、その部分をあらかじめ空けてご飯を詰めておきます。こういう小さめのお弁当箱の場合、ご飯を最初に全面に敷いてしまうと、深さの関係で上にのせられるおかずが限られてしまうので、この詰め方が有効です。
(リサラーソンのイラスト入りが好みすぎて、たまらずに買っちゃったお弁当箱)
凹ませ型
少し写真だと分かりにくいんですが、ごはんの中央に凹みを作っておき、そこに漬物や梅干し、鮭フレークなどをのせます。
お弁当を持ち運んでいる時に、ごはんの上にただ乗っけた時よりも、凹ませてから乗せた方が、ごはんの上のおかずがズレにくいです。
アレンジ前提型
こちらは顔弁を作る時によくある詰め方です。
写真はあらかじめオムレツを作っておき、そのオムレツのサイズに合うようにごはんを詰めています。
出来上がりをイメージした上で「こういう詰め方をしよう」と決めて詰めます。
普段だと考えられない詰め方ですが、これだけで顔弁作りの幅がぐっと広がります。
まとめ
ごはんの位置を変えて、いつものお弁当から少しアレンジした詰め方をしてみるとマンネリ解消になったり、何より楽しいと思うので、良ければ試してみてください。
狭いキッチンでは立つしゃもじが便利です。