夏休みを利用して、憧れの直島に行ってきました。
現在、瀬戸内国際芸術祭2016が開催中です。
友だちと1泊2日の弾丸ツアー、行きは格安航空ジェットスターを使って成田空港から出発しました。朝4時起きは大変でしたが、早起きのかいもあり、お昼頃には直島に到着。
直島でレンタカーを借りる
今回は直島でレンタカーを借りることにしました。※下記ページの「レンタカー」の項目から詳細を確認できます。
ホームページがなく、Facebookページでしか詳細が確認できないことに不安を感じたものの、どうしても島内でレンタカーを借りたくて予約することにしました。
どうしても直島島内でレンタカーを借りたかった理由
- 子供が一緒でレンタサイクルでの移動が厳しい
- 夏の炎天下の中、子供と一緒に歩くのは厳しい
- 友達が去年、人が多すぎてバスに乗れずに炎天下の中、子供と一緒に2本ぐらいバスを見送るという悲惨な状況になった
高松空港近くでフェリー乗船前にレンタカーを借りる?という話も出ましたが、以下のことを踏まえて却下。
- 直島と高松港を結ぶ高速フェリー(25分)に車は載せられず、車が載せられるフェリーは所要時間が50分とタイムロスが大きい
- フェリーに車を載せるのはもちろん有料
- 万が一、帰りのフェリーが混んでいて車を載せられなかったら、最悪帰りの飛行機に乗れない
お盆真っ只中という時期的なものもありますが、1日1万円とちょっとお高いなとも思いましたが、上記を考慮するとやむなし!という判断です。
空港到着からバスに乗って、フェリーに乗って直島に着く頃には12時前。当初想定していた時間よりも遅れてしまい、レンタカーのお店の方にはご迷惑をおかけしましたが、なんとかレンタカーを受け取ることができました。ちなみにレンタカーにカーナビは付いていませんでしたが、あくまで田舎道なのでスマホのGoogleマップで十分事足りました。
ただ、軽自動車で山越えはきつかったです。馬力が全然ないので、とにかくゆっくり。幸い後続車もなかったので、マイペースに登りましたが。
そんなこんなで、1日目のお昼ご飯は、香川名物のうどんです。
コシがあってもちもち美味しかった〜♪
島内観光の注意点
1日目の午後はベネッセハウスミュージアムへ。
ここで、まず注意したいのが、このミュージアムと李禹煥美術館は駐車場はあるものの、ベネッセハウスの宿泊者以外は車で乗り入れができません。付近の駐車場に車を止めて、徒歩もしくはシャトルバスで移動をする必要があります。(直島をより快適に車移動するには、ベネッセハウスに宿泊する必要があります)
1日目に行った美術館はここだけで、あとは海辺でお散歩したりしていました。というのも、週に一度の島の施設がお休みの日に当たってしまったからです。
見たかったスポットも、行きたかったカフェもどこもお休みという悲しい状況でした。(お昼ごはんのお店が開いていたことがせめてもの救いでした)
高松港に着いた時点で、瀬戸内芸術祭の係員の人が「今日はお休みですよー」とあちこちで言ってたんですけど、東京からここまで来て行かないわけにもいかないので、そのまま直島に向かったのですが、まさかカフェまでお休みとは予想外でした。普段は月曜日がお休みということで、月曜日を外して火曜・水曜で行ったんですが、月曜日が祝日だったから営業して、繰り越しで火曜日がお休みになったという…。
まぁ、おかげで全体的に人は少なめだったようで、黄色いカボチャの写真もスムーズに撮ることができました。
宿泊は女性専用の「ほっこり民宿 清(さや)」
直島で宿泊というとベネッセハウスが有名ですが、予算的に厳しいので、私たちは女性専用の民宿に宿泊しました。
部屋には二段ベッド、テレビ、冷蔵庫があり、私たちは子供連れで3人グループだったので、追加で布団を入れてもらいました。
シャワーは共同で、グループにつき1時間入れる時間が割り振られ、その中で済ませます。(私たちが宿泊した日は、自分たちを含めて3グループが滞在していました)
シャワーブースは2つあり、洗面台も2つ。脱衣所は共通で1つなので気の知れた仲間なら、脱衣所を共通で使う前提で同時にそれぞれのシャワーブースを利用することができます。脱衣所を別々に使いたければ例えば30分とかで区切って入浴することになりそうです。
民宿って(記憶にある限り)初めて泊まったんですが、ここはすごく掃除が行き届いていてきれいで、民宿のイメージが変わりました。
島ならではの料理が色々と楽しめた夕飯も、すごく良かったです。にんにく・醤油・大葉の組み合わせのおにぎりが美味しかったので、忘れないように書いておきます。
晩御飯のあとは、夜の直島をお散歩。路地裏に結構おしゃれなバーやダイナーなどもあって、見ているだけでも楽しかったです。
芸術祭の期間中ということで、作品がライトアップされていて、とてもきれいでした。
翌日も朝から美術館やイベントスペースを周りました。 初日が休館日だったので、この1日が勝負です。
宿の朝食
地中美術館は事前予約がおすすめ
朝食をいただき、朝一で向かったのは地中美術館です。地中美術館って山の上にあるので、レンタサイクルの人たちは炎天下の中ふらふらになりながら坂を登ってきていて、さすがにこの時ばかりは車の便利さを実感しました。
ちなみに地中美術館は事前にWEBチケットを買ってから行きました。
私は会社の同僚からこのサイトを教えてもらったので、ほとんど並ばずに済みましたが、チケットセンターで当日券を買う人はかなりの行列になっていました。
地中美術館の後は家プロジェクトのエリアまで車で移動しました。家プロジェクトのエリアにも無料駐車場があり、そちらに車を停めて散策しました。
家プロジェクト「南寺」は整理券が必要
家プロジェクトのエリアに着いて、早速向かったのはジェームズ・タレルの「南寺」です。というのも、入館するのに整理券が必要で、遅い時間になると整理券がなくなってしまうためです。お昼前に到着して受け取ったのは14時台の整理券。
無事に整理券をゲットした後は、友達オススメのこちらのお店でお昼ご飯です。
あいすなお | あいすなおは、直島にある玄米ごはんや&ゲストハウスです。
お味噌汁が甘い!玄米ごはんも、おかずも、どれも優しい味で美味しかったです。
食後は「南寺」をはじめとする家プロジェクトの作品を周り、李禹煥美術館へ移動。
※前述の通り車で直接行くことができないので、一度地中美術館のチケットセンター駐車場に車を停めてから、無料シャトルバスで向かいました。
初めての全天球カメラ
今回一眼レフカメラと合わせて持っていったのが、リコーの全天球カメラ。
全天球カメラとは(wikipediaより)
全天球カメラ(ぜんてんきゅうカメラ)は、上下左右全方位の360度パノラマ写真が撮れる撮影装置。全方位カメラとも呼ばれる。
そんなに大きくないので、持ち歩きも苦になりません。
広場で全天球カメラでの撮影にも挑戦しました。
スマホやGoogleフォトだと360度くるくる回しながら、その時の風景を楽しむことができます。
同じ写真を使ってもう1枚。スマホの専用アプリを使えば1枚の画像から色々な画像を作ることができます。
一眼レフ、ミラーレス一眼も持っていますが、全天球カメラは今までと全く違った写真が撮れます。
今回の旅で初めて使ったので、まだまだ撮り慣れていませんが、もっと楽しみ方を広げていきたいなと思っています。
あっという間の2日間、直島を満喫して帰ってきました。
*直島のスーパーで見つけたきになる調味料*
パーポー!
この気になる名前についつい買わずにはいられませんでした。どうやら関西・四国あたりではメジャーっぽいのですが、私ははじめて。(関西に長く住んでたのですが、その時は気づきませんでした)
今度お弁当に使ってみようと思います。
(Amazonでも発見しました・・・!)
*瀬戸内国際芸術祭*
直島だけでなく、とにかく見所が多く点在しているので、ガイドブックがあった方がいいと思います。
次行くときは他の島にも足を伸ばしてみたいなと思っています。