今週のお題「調味料」
今回の話は、屋久島で買った『さば煎汁』という調味料についてです。
以前、屋久島に旅行で行き、ドライブをしていたところ見つけたのがこちらの黄色い旗。
最初は食堂かしら?(お昼時だからご飯が食べれるところを探していた)と思って、車を降りたのですが、どうも違うよう。
でも「馬場水産」という看板も、旗も出てるということは、何か買えそうな予感がします。
敷地内で誰かいないかなとキョロキョロしていると、工場の方が出て来てくださり、中まで案内してくれました。
お店というか、完全に工場でした。
工場の方にお話を聞いたところ、鯖を中心に加工されているそうで鯖のスモークや魚粉、あとは屋久島らしい甘い醤油なども作られているとのこと。
事前に予約しておけば、工場内のガイド付き見学も可能だそうです。
私が行ったときは突撃だったので、いそいそと冷蔵庫から商品を取り出して、目の前に並べてくれました。
その中でも気になったのが、最初の写真の『さば煎汁』です。工場の方によると、この辺では定番の調味料で、煮物などのコクだしにもってこいなんだとか。
さば節が有名な屋久島ですが、さらに通な調味料を見つけられた気がして、長期保存OKと言われると「なかなか屋久島まで来ないしね…」と、まんまと2つ買ってしまいました。
そしてその『さば煎汁』を使ったお弁当がこちら。
唐揚げ、煮卵、焼き鮭、鶏肉と根菜の煮物、ベーコンとピーマンの洋風炒め
fried chicken, boiled egg, grilled salmon, stewed chicken & vegetables, fried bacon & green pepper
さば煎汁は、煮物の隠し味程度に入れているので、あくまでコク出し。「鯖ー!!」ってほど主張することもなく、いい塩梅で鶏肉と根菜の煮物になじんでくれました。見た目はベジマイトみたいな色つやで最初ドキドキしたんですが、美味しい調味料で一安心。
ちなみにお弁当にも煮物は結構入れる派ですが、やっぱり気になるのが汁漏れ。汁漏れ対策にと、鰹節を汁物の下に敷いたりする方法をよく聞きますが、私としては鰹節で味が変わっちゃうのが気になるので、別の方法で対策しています。
といっても大したことではないんですが、ご飯の上に置くことです。お弁当に入れる時点で、滴るほどの汁気はない前提なので、多少の汁気だと思うと、ご飯で十分対応出来ます。
今回のお弁当もご飯が見えているのは一部分ですが、実はおかずの下にもご飯が隠れています。ご飯を傾斜を付けつつ斜めに詰めることで、隙間なく、かつ汁漏れを防ぎながら、立体的に、お弁当を盛りつけることが出来るため、ドカベンタイプのお弁当箱の時にはオススメしたい小技の1つです。
*おまけ*
日本人の納豆のような存在とも言える、オーストラリアで有名な食べ物。
何も知らずにパンに塗って食べて以来、トラウマになってしまい、2度と食べないことを誓っていたのに、罰ゲームで数年後にもう1度食べて、半泣きになったという思い出の1品です。