この日は友人のお宅で料理レッスンです。料理を教わる側でありつつも、一部教える側での参加でもあるのでドキドキしながらお宅に到着。
鱈とジャガイモのコロッケを揚げているところ
ペーストを丸めながら、油に落として揚げるんですが、きれいな形のまま油に落とすのが難しかったです。
卵焼きを巻いているところ
普段は大きいサイズの卵焼き器を使っているので、一人分サイズの卵焼き器がとっても新鮮でした。いつもはフライ返しを使うんですが、今回はお箸でくるくる巻くことができて、卵を巻くのが簡単に感じられました。
おかずが勢ぞろい!
ふっくらミートボール、鱈とジャガイモのコロッケ、だし巻き玉子、旬野菜のスープ蒸し
みなさんの力作おかずが並びました。ここからは“お弁当プランナー”としての私の出番です。(本業は会社員です)
お弁当プランナー?
みなさんのお弁当箱や、好き嫌い、お悩みに応じて、お弁当の詰め方をアドバイスしたり、レシピの選定や提案をします。料理自体は、現時点では自信を持ってみなさんにお伝えできるレベルにはないので、今回はコラボレッスンとして、料理教室の先生もやっている友人と一緒にレッスンを行いました。レシピ作りは友人にお願いし、私は詰める方を担当します。
準備しておいたイラストや写真を交えながらお弁当の詰め方をみなさんに説明。今回は、小さなお子様をお持ちのみなさんということで「顔弁」の作り方をお教えします。
みなさんには、普段お使いのお弁当箱を持参していただきました。楕円形のものもあればスリムタイプもあり、長方形のものも。それぞれ詰め方のコツがあるので、その点も交えてお伝えします。
みなさんのお弁当箱
お弁当の詰め方デモ
顔弁作りのポイント
まずはじめに「顔弁には正解も失敗もないので、楽しく自由に」とお伝えしました。これが顔弁のいいところだと思っています。
- 焼き海苔1/4枚を使って、のりパンチで抜けるだけパーツを抜きます。乗せる時に失敗しても良いように、多めに抜いておいた方が作業がラクです
- 洗い物を増やさないために、パンチした海苔は、お弁当箱のフタに広げます。お弁当を作り終わったらサッと拭いて、そのまま使えばOKです
- 楊枝もしくは竹串の背に水をつけて、パンチした海苔のパーツを引っ付けてご飯の上に乗せます
- ほっぺをつけた方が表情が可愛く仕上がります
- 貝印の「のりパンチ」が、とても便利です
- 顔弁の土台になるご飯の上面を平らにすると仕上がりが良く見えます。決して押しつぶさず、ご飯が潰れないように優しく整えます
- 茶色いおかずは隣り合わないように詰めると、彩りよく見えます
- 隙間があると持ち運びの間におかずが寄ってしまうので、おかずは少し詰めすぎかなってぐらい、きっちり詰めます
- 人参は少しでもいいので彩りのために入れるのがオススメ。小さいお子様で、人参が苦手な場合はパプリカなどで代用もできます
- 卵焼きを詰めるときは、側面でも断面でも、どちらが上でもOKです
- おかずが埋もれないように立体感を意識すると良いです
みなさん一緒に作りました
同じのりパンチを使っていても、それぞれ表情が違っていて可愛いです。
楕円形の小さなお弁当箱
- 側面が丸くなっているので、卵焼きを置く場所が難しいです。卵焼きは端に寄せずに、ご飯の隣に置くと隙間ができにくいです
- 小さなお弁当箱の場合、卵焼きは小さく切ってから詰めるとバランスが良くなります(大人の半分サイズ)
スリムタイプのお弁当箱
- 卵焼きはお弁当箱の高さ・幅にあわせて切ると隙間ができにくいです
- スリムタイプのお弁当箱の場合、一段全部を使って顔を作るとバランスが悪くなるので、2/3程度を使うのがオススメです
長方形のお弁当箱
- 横向きに使ってもいいですが、縦向きにしてみるのもマンネリ解消になります
レッスンでは2つお弁当を作ることになっていたので、もう1つは顔おにぎりにしました。
奥のお弁当は使い捨て容器を使い、手前のお弁当には、こちらのお弁当箱を使いました。
レッスン翌日には早速お子様用に顔弁を作っていただいた方もいて、お子様の反応含めてご報告いただいて嬉しい限りでした。
顔弁の作り方はこちらの記事に