イタリア滞在中、ミラノから特急電車に乗ってベネチアに一人旅に行きました。 ミラノからベネチアまでは約2時間半です。
ミラノ駅に1時間近く遅れて到着
友人宅からミラノまでは一度電車で出る必要があったのですが、その電車が1時間近く遅延。ミラノ駅に到着した時には、ベネチア行きの特急が発車するまで15分を切っていました。日本だと乗り換えに15分あれば余裕ですが、異国で一人なので、さすがに焦ります。
乗車するホームの発表は発車直前
出発時刻まで15分を切っているはずなのに、電光掲示板に情報がなく、どのホームに行けばいいかもわからないので、とりあえず朝ごはんを急いで買って、もう一度確認することにしました。
朝食をダッシュで買う
時間がないので、駅のホーム入り口の目の前にある売店で朝食を買いました。ハムとチーズのサンドを選ぶと「温めますか?」と言われたものの、温めにどれだけ時間がかかるかも分からないので断念。本当はゆっくり駅のカフェで朝ごはん食べるつもりだったけれど、しょうがありません。
パンを持って急いで電光掲示板の前に戻り、ホームの番号を確認して電車に乗車。
車窓からの眺め
サンドイッチを食べて(さすがイタリアだなと思ったのが、ハムとチーズが美味しくて、温めずとも十分おいしかったです)PSVitaで乙女ゲームをしながら、うとうとしているとベネチアに近づいてきました。

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ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅に到着
駅を出ると目の前は運河。当たり前に船が行き交っていて、不思議な感覚です。
ヴァポレットに乗ろう!
ベネチアでの移動は基本「ヴァポレット」という船になるので、駅前のチケット売り場で24時間有効のパスを20€で買いました。
このパスを乗船時にこちらの機械にかざすと、ピッと音がし、あとはヴァポレットに乗るだけです。いつも使ってるPASMOと同じ感覚で、とっても簡単。
ヴァポレットの停留所はこういう待合スペースになっていて、座って待つことも出来るんですが、この停留所、水上にあるので、とにかく揺れます。船酔いするタイプなので、この揺れに耐えられず、ギリギリまで陸上で待ってから乗船しました。
出発時刻は、停留所前に掲示されているので、この時刻表を見れば大丈夫。船は時刻通りにやってくるので、電車よりもよっぽど正確だなと思いました。
iPhoneにフリーSIMを入れようとしたけど、うまく設定できず、Wi-Fiのない屋外では、ほぼ携帯使えない状態でベネチア2日間を過ごしたため、ガイドブック付属の紙の航路図に本当に助けられました。
ヴァポレット
船内
観光船といった雰囲気はなく、路線バスに乗るような感覚で座席が並び、地元の人も移動手段に使っています。
このヴァポレットに乗って、初日はムラーノ島と言うガラス工芸で有名な島に行きました。島といっても購入した24時間パスで行くことができて、追加料金はかかりません。
ムラーノ島
ムラーノ島にも車道はありません。歩道と運河があり、移動手段は基本的には船になります。ゆっくりと時間が流れるかわいい町並みは、散策にぴったりでした。
メインストリートには、ガラスを使ったアクセサリーショップや雑貨店が多く並びます。細かい模様やカラフルな色の組み合わせがかわいい!
大きなインテリア雑貨は持ち帰りも大変なので、MADE IN MURANOのブレスレットを2つ買いました。色がきれいで、ファッションのワンポイントになるのでお気に入りです。
ムラーノ島のガラス美術館
せっかくムラーノ島に来たので、ガラス美術館にも行きました。ムラーノのガラス製品の作り方が映像で観れたり、大小さまざまの作品が展示されています。
美術館の後は、ヴァポレットに乗ってムラーノ島を離れ、宿泊するホテルに向かいました。
ホテル ティツィアーノ (Hotel Tiziano)
今回泊まったのは、こちらのホテル。インターネットで見つけて予約しました。もしものためにプリントアウトしたバウチャーも持参。
メインストリートからは少し奥まった場所にあり、周りはとても静か。外観もプチホテルっぽくてすごくかわいいです。
クラシックな室内
今回、このホテルを予約する決め手になったのが、このお部屋!かわいすぎでは!!インターネットの予約サイトの写真だし、期待しすぎちゃダメかなとドキドキしてたんですが、写真通りのかわいいお部屋でした。一人旅にはちょうどいいベットサイズも嬉しい。
小さいですが洋服をかけられるクローゼットもあります。
シャワー、トイレの設備は新しくて清潔。予約サイトだと古い設備の写真も混ざっていたんですが、改修されたのか、とても快適なお部屋でした。
Pane Vino e San Danieleで晩御飯
夕食はフロントで教えてもらった、ホテル近くのオススメレストランに行くことにしました。
ディナータイムは19時からなのに、私が着いたのは18時半で、まだディナーメニューはできないとのこと。ただ「“簡単なもの”と“ラザニア”なら出せるよ」ということだったので、お腹も空いていたし“簡単なもの”の中にあったプロシュートを注文しました。
暗くなる前にホテルに戻らなきゃと思ってたけど、18時半過ぎてもこの明るさ。女性一人でも全然余裕で飲めちゃいます。
プロシュートを頼んだら、思った以上のボリューム。パンとグリッシーニもつくので、これとワインで十分な晩ご飯です。 ワインを2杯ほど飲んだところで「ホテルは近い?傘は持ってる?15分以内に雨が降りそうだよ」とボーイさんに言われたので、エスプレッソを注文して食事を終えることにしました。
ホテルに戻って少しすると、雷がなってザーッと雨が降り出したので「ボーイさん、さすがだな」と思いながら、ほろ酔い気分で就寝しました。
つづく
イタリア滞在中の話