今はもう亡くなってしまった釣り好きのじいちゃんは、よくイワシのつみれ揚げを作ってくれました。イワシが入ってて、黒っぽいというかグレーっぽい見た目で、魚の味がしっかりして、香ばしくて美味しかったなと。
そんな思い出のつみれ揚げを急に食べたくなりました。
レシピは残ってないし、家族も分量は分からなくて「片栗粉をつなぎに使ってて、あと小アジとしょうが汁が入ってたよ」という情報だけを得て、うーんと唸りながら作ってみました。
出来上がったのは、じいちゃんのイワシのつみれ揚げとは別物だったけど、想像を膨らましながら料理をするのは楽しかったです。
イワシとごぼうのつみれ揚げ
小アジが見つからなかったので、今回は鰯だけで作ることにしました。便利なもので、すでにすりみの状態になったものが売られていたので、こちらを購入。
食感が欲しかったので、じいちゃんのつみれには入っていなかったごぼうをささがきにして加えることにしました。
お弁当箱にも詰めやすい大きさに丸めたら、フライパンで揚げ焼きに。
焼き目がいい感じについたらバットにあげ、余分な油を落とします。
そのまま食べてみたら、味のパンチが弱くて。塩味がたりなかったのか、他の隠し味があったのか。じいちゃんの味の再現は出来なかったので、トッピングをつけて食べることにしました。
醤油をつけたり、柚子胡椒をつけたり、柚子胡椒&マヨネーズのディップソースにつけたり、ラブパク(後述)をつけたり、色々試したんですが、お気に入りの組み合わせはラブパクでした。
食べきれなかったつみれ揚げは、ジップロックに入れて冷凍庫へ。別の日のお弁当にしました。
お弁当の詰めかた
お弁当箱はインドの二段弁当箱を使います。
1. ご飯を詰める
ご飯はジャスミンライスです。日本のお米に比べるとパラパラしてて、お箸では食べにくいのでスプーンかフォークを持っていきます。
独特の風味が好きで、お鍋で簡単に炊けるので、定期的に炊いています。
2.いんげんのカレー塩炒めを詰める
カレー塩は、福岡県の糸島にある「またいちの塩」というお店のもの。
バターを溶かしたフライパンにいんげんを加えて炒め、カレー塩で味付けしました。
お弁当箱の下段にはご飯、上段には炒めたいんげんを詰めます。
3.いわしとごぼうのつみれ揚げを詰める
冷凍しておいたつみれ揚げをレンジで解凍し、いんげんの隣に並べます。
4.キャロットラペを詰める
ご飯の隣には、作り置きのキャロットラペを。ご飯が少なめなので、スカスカに見えないように、おかずを増やしつつ、見た目のバランスが悪くならないように気をつけています。
5. ラブパクを塗る
同僚に教えてもらったエキゾチックな調味料「ラブパク」が最近のお気に入り。
赤いですが、そんなに辛くは無いです。なんと表現していいのかわからないけど、とにかくクセになる調味料で、お肉に付けても美味しいし、野菜にも合います。
そして、揚げたイワシのつみれにもぴったり。
6.冷凍マンゴーをつけて完成
保冷剤も兼ねて、冷凍マンゴーと一緒に持っていきます。お昼には溶けて食べごろに。
今回の学び
今度は小アジ入れたバージョンで作ってみる
同じお弁当箱で色々なお弁当