新年あけましておめでとうございます。
さて、年末はおせちを作って過ごしました。いつもなら年末は帰省することが多いんですが、今年は実家に帰るのは諦めて、重箱を買い、おせちを作ることにしました。
一人用重箱の条件
- 予算は4千円以下(だったんですが、なんと2千円ちょっとで買えました!)
- 一人用のサイズ
- シンプルで使いやすい形
おせち作り
海老の塩焼き
海老は背ワタを取って竹串に刺し、フライパンで焼きました。
おせちということで、贅沢にお刺身用の有頭海老です!竹串を刺してそのままフライパンで焼こうとしたら、竹串が長くてフライパンに収まらなかったので、ハサミで竹串をカットしてあります。
火が入ってくると、だんだん色が変わってきます。海老は火の通りが分かりやすくていいですね。竹串を刺して焼いているので、焼いても身が縮むことはなく、真っ直ぐきれいに焼けました。
紅白なます
スライサーで細切りにしたにんじんと大根を砂糖とリンゴ酢、米酢で味付けしました。シンプルでヘルシーな上、彩りも良いので、おせち作るぞって決めた時から、作ろうと思っていた一品です。
筑前煮
れんこん、人参、ごぼう、こんにゃくと、一人暮らしでそれぞれの材料を買ってしまうと量が多くなり過ぎてしまうので、今回は水煮を使っています。
根菜の水煮に、戻した乾燥どんこ(しいたけ)、鶏もも肉を加えて、味付けをしています。
栗かの子
栗かの子は長野の小布施堂のもの。びっくりするぐらい美味しいくて、ひと口味見したら、全部食べそうになってしまいました。
伊達巻
まずは、卵とはんぺんで生地を作ります。
今年はハンドミキサーが大活躍!洗いものが増えるのが億劫で、これまでは使う機会が少なかったけど、こんなに便利なら、もっと前から使っておけばよかったと思いました。
卵焼き用のフライパンに流し込み、ひっくり返すことはせずにじっくり火を通します。
火が通ったところで、巻き簀で巻いて1時間ぐらいたてばきれいに形ができています。伊達巻用には「鬼すだれ」を使うのが正解らしいんですが、今回は家にある普通の巻き簀で代用しています。
鬼すだれ
重箱に詰める
料理が一通り出来上がったら、重箱に詰めていきます。
伊達巻をななめに詰めてみたんですが、デッドスペースがどうやっても埋まらないぞ・・・と行き詰まり、向きを変えることにしました。
真っ直ぐに直した伊達巻の隣には筑前煮を。
残りのスペースには、少し厚めに切ったハムと紅白なますを詰めました。栗かの子もそうですが、味移りが気になるものは、アルミのおかずカップを使って詰めています。
できあがり
最後に海老を2尾乗せて出来上がりです。
おせちは割り切れない数でまとめる方がいいそうなんですが、1尾だと寂しいし、3尾だと他の料理が見えなくなっちゃうし、盛り付けのバランス的に2尾がベストで。元来おおざっぱな性格ということもあり、自分用なのであんまり気にしないことにしました。
・・・
2020年は本当にしんどくて、人生とか仕事とかについて考える機会が多かったんですが、その中で私を支えてくれたのは料理でした。
料理をしている間って、目の前の鍋の火加減とか、味付けとか、盛り付けとか、考えることが多くて没頭できるんですよね。料理がなければ、今頃ダウンしてたんじゃないかなと思うので、料理という楽しみが私にあって本当に良かった。
2021年は、やっと厄年を抜けたので、今年はいい年になるはず!お弁当ブログも引き続きゆるゆる書いていこうと思います。
引き続き、よろしくお願いします。
おうちごはんの話