同僚に教えてもらって「おべんとうと日本人」という本を読みました。
エッセイというわけでもなく、レシピ本でもなく、お弁当に関する考察といった感じの本。大学教授の方が書かれているので、ちょっと堅い感じではありますが、お弁当の意味とか醍醐味とかを、ここ数十年の日本の社会的状況などを踏まえて書かれています。
うんうんと思うところもあったんですが、何より気になったのが参考文献。
私が読んだ本や映画と驚くほどかぶってて、びっくり。
黒くて地味なのり弁、それがとっても素敵なんです。これを見て、のり弁熱がぐっと上がりました。
子供が台所に立って自分のお弁当を作る『お弁当の日』という取り組みについて紹介しています。

- 作者: 阿部了(写真),阿部直美(文)
- 出版社/メーカー: 木楽舎
- 発売日: 2010/04/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 8人 クリック: 86回
- この商品を含むブログ (49件) を見る
サラメシにも登場してる阿部了さんの本。いろんな働く人のお弁当が見れて、飾りっ気はないけど、それぞれの人生がかいま見える感じがとても素敵です。
それ以外にも、小林カツ代さんの話が出てきたり、おにぎらずのことが書いてあったり、サラメシのことが書いてあったり、内容がとにかく身近に感じました。
「おべんとうと日本人」を読んで、通勤カバンにすっぽり収まるスリムお弁当箱を久しぶりに使いたくなったので、週明けはスリムなお弁当箱でお弁当を作ろうと思います。

工房アイザワ 角長ランチボックス スリム2段 350ml×2 70134
- 出版社/メーカー: 工房アイザワ
- メディア: ホーム&キッチン
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
*お弁当のエッセイ本の中で一番好き*
何回も読み返している一冊です。