本で知った「弁当の日」という取り組み
Amazonで見つけた「すごい弁当力!」という本
お弁当に関する本はいろいろと読んでるんですが、今まで読んできた本とはひと味ちがいました。お弁当作りの良さ、大切さを改めて感じることができます。 大学教授の方が書かれているので、食育という観点が強め。
お弁当以外にも、今どきの若者の食生活の現状なんかも書いてあって、自分の大学時代の食生活を思い出しました。(バイト・授業・飲み会のローテーションで、それはそれは偏っていた・・・)
ただ、内容は全然堅苦しくなく、子供だったり大学生だったりの実例やエピソードがたくさん書いてあって、とても読みやすくなっています。
「お弁当の思い出といえば?」
本を読みながら思い出したのは高校時代のお弁当。
両親共働きで、お弁当といえば冷凍食品のおかずとウインナー、ご飯は決まってわかめふりかけでした。ただ、たまに時間があるとお手製の唐揚げが入ってたんですよね。その時の私のテンションの上がりっぷりといったらありません。
学校に行く前から、お昼休みが待ち遠しかったのを覚えています。
「弁当の日」
この本の中で紹介されていたのが、小学生が自分のためにお弁当を作る「弁当の日」という取り組み。
親は手伝わず、何を入れるかを決めるのも自分、買い物も、作るのも、片付けも全部自分でやります。
すごく面白い取り組みだなーと思いました。
普通だったら「火傷するから」「包丁で手を切るから」「汚すから」「時間がかかるから」とか色んな理由で、自分のお弁当を作ることなんてないと思うんです。
私も小さい頃、弁当の日やりたかったなぁ・・・と思って、「弁当の日」の実践校をみたら私の卒業した中学校の名前がありました!そっか、時代が違えば私も「弁当の日」参加してたのかぁ。
なんかいろいろ考えさせられることもあり、でも微笑ましい内容もあり。お弁当のレシピ本ではありませんが、お弁当作りをされている方は一度読んでみてもいいかもしれません。
(追伸)私の地元が福岡で、著者の方も九州大学の方。福岡の方言や地名がたくさん出てくるので、すごく身近な話に感じられました。福岡の方、特におすすめです。