三連休に有給休暇をくっつけて、ずっとやってみたかったベトナム・ホーチミンへ一人旅をしてきました。
せっかくベトナムに行くので、大好きなベトナム料理を食べるのはもちろん、ベトナム料理のレッスンにも参加したいなと思い、今回こちらの料理レッスンに申し込みました。
ベトナム料理教室 & 市場見学ツアー - ホーチミン | エクスペディア
日本語対応もしてくれるそうなのですが、あいにく日本語対応は2名以上の申し込みから。今回は一人旅なので、英語での料理レッスンに参加することにしました。
事前にネットで申し込みをしておき、当日はスタッフの人がホテルの前までピックアップしにきてくれました。
ホテルから歩いて5分ほどのベンタイ市場まで歩いて移動し、他の参加者と合流し、市場の食品を売るエリアに移動。お土産屋さんが多く、観光客で賑わうベンタイ市場ですが、生鮮食品のエリアで買い物をしているツーリストはほとんどいなくて、一気にローカルな雰囲気が漂います。
スタッフの人が、春巻きの皮やライスヌードルの種類について説明してくれます。
日本だと乾麺が多いライスヌードルですが、ここでは生麺の状態で売られています。この太いライスヌードルはフォー用だそうです。
炒める用、スープにトッピングする用など、ライスヌードルにもいろいろ種類があって使い分けるんだそう。
野菜のエリアでは、香草やベトナム産の野菜などが並び、見たことのない野菜もあれば、日本でも馴染みのある野菜もあったりして面白かったです。
市場での買い物を終え、タクシーで料理教室の会場へ移動。
会場の入り口で、まずは調理器具についての簡単なレクチャーを受けます。
それから二階へ。テーブルの上には、これから作る材料が準備してありました。
人参の飾り切り&サラダ
彫刻刀のようなナイフ(?)を使って、人参の飾り切りに挑戦。
スタッフの人が、横について「こうやるんだよ〜」「そうそう、正解!」みたいな感じで教えてくれました。
この人参は、サラダの飾りに使いました。
少量加えた唐辛子がピリッとしていて、でもライムで爽やかさもある、クセになる味付けのドレッシングのレシピを教えてもらいました。
2.パイナップルの飾り切り
ここで使うのは、細くて小さなナイフ。
パイナップルの内側の部分をくりぬいて、一口大にカットして、それをそのままパイナップルにはめて戻すというシンプルなもの。でも、出来上がってみると、なんだか嬉しい。
3.揚げ春巻き
タロイモ、キクラゲ、豚肉、エビ、調味料を混ぜて、タネを作ります。日本だと大さじ小さじを使って計量しますが、今回のレッスンではテーブルスプーン(私の中ではレンゲ)を使って計量し、混ぜるのもテーブルスプーンで行います。
これを春巻きの皮で包んでいきます。横にピタッとスタッフの方がついて包み方を教えてくれるので、失敗せずに包むことができました。
包んだ春巻きは油で揚げます。
少し揚げすぎたかも?とスタッフの方は心配してましたが、まぁ焦げてはないのでセーフかなと。日本だと金網とバットの上にあげるところを、お箸を使うあたりが、斬新な発想だなと思いました。
春巻きのつけダレには、砂糖、ライムジュース、にんにく、チリ、ヌクマム(魚醤)を使用。ヌクマムは、得意不得意が別れる調味料かもしれませんが、私は大好きなので、自宅のキッチンに常備しています。
もう1つのメインおかずは、豚肉を使った少し甘めの炒め物。ご飯がよく合う、少し濃いめの味付けでした。
ご飯はライスケーキの型に入れてぎゅっと形を作ります。
ご飯の型は“喜”という漢字や、薔薇の模様のものなど、縁起の良さそうなデザインのものが準備されていました。この型は、地元のスーパーでも売られていて、お土産にもいいかもしれません。
完成
メイン2品にサラダ、ご飯にパイナップルのデザートもついて、思ったよりも本格的な仕上がりになりました。(ツーリスト向けの料理レッスンなので、もう少し簡易的なものかと思っていた)
過去に揚げ春巻きを作って失敗したことがあったのですが、今回は失敗せず、サクッとした食感もバッチリでした。何を食べても美味しくて、大満足♪
レッスンの最後には、口頭で簡単なおさらいクイズ(試験)があり、無事に修了書をゲットしました。
参加してみた感想
今まで旅行というと、観光したり、レストランに行ったりして過ごすことが多かったんですが、その土地の文化とか食材とかを知るような時間を半日でもいいから取ってみると、旅のいい思い出になるなと思いました。
ベトナムという異国の地で、アメリカやヨーロッパから来た人たちと「これどうするのー?」とか「ぎゃー!このチリめっちゃ辛いー!」とか話しながら、ワイワイ、時に真面目に料理するのって良いなと。やっぱり料理って楽しいな〜としみじみ実感する機会になりました。