琺瑯の容器といえば、基本は白!たまにビビットな色合いのポットやお鍋なんかもありますが、お弁当箱に使えるような小さめの容器だと、白いものが主流で、それ以外ってかなりレア。
そんな中、パステルカラーの琺瑯弁当箱を見つけました。「え、本当に琺瑯なの??」と最初信じられなかったほどです。サイズは2種類あり、どちらにしようか悩んだのですが、こんな可愛いお弁当箱買わなきゃ後悔すると思い、結局どちらも買ってしまいました。ちなみに「腐らないもんだしね」と思って、ついつい買っちゃうことは多いです。
M:灰桜 / S:あさぎ鼠
正式にはパステルカラーではなく、和色(日本の伝統色)なんですが、感覚としては淡いピンクと淡い水色でパステルカラーに近いので、この記事ではパステルカラー・パステルピンクと記載しています。
お弁当箱の裏には"classiky's"の記載があります。
倉敷意匠さんは前から知っていて、ハンカチや日用品を幾つか購入させていただいていました。
The Work of Craftsmen "Classiky"
「倉敷意匠計画室」と「倉敷意匠分室」は、今も手仕事の伝統が残る倉敷を拠点に活動する雑貨メーカーのブランドネームです。日用品として日々使われることで、より美しく育っていくような、誰かにとってかけがえのないモノを送りだしたいと願う小さな小さなブランドです。
今回購入したお弁当箱のMとSのサイズの違いはこんな感じです。Mの中に、Sはふたごと収まるので、入れ子にして収納できます。
上記写真の通り、内側も外側と同じ色で塗装されています。琺瑯に限った話ではないのですが、外側の色が可愛くて購入したお弁当箱を開けてみると、内側の色は白とかシルバーとかっていうことって結構あって、結構がっかりした経験があります。という毛で、これは個人的にはかなり嬉しいポイントです。
少し特徴的というか、今まで使っていた琺瑯と違ったのが、こちらのヘリの塩梅。黒くてシャープなんですよね。購入したネットショップの方からお手入れの紙が同封されていました。
この黒いふちの部分には、オリーブオイルを塗ると良いらしいです。
実際に詰めてみました
まずはSサイズのお弁当から。やっぱり小さい感じはするので、男性用にはこれだけだと足りないと思います。おかずをこちらに詰めて、おにぎりとかサンドイッチを別持ちだったらいいかも。
しらたきの明太マヨ和え、きゅうりの炒め物
私は大きめのスープジャーをセットで持って行きました。今回はしらたきを持って行っていますが、焼きそばにしたり、チャーハンにしたり、主食を詰めてスープジャーで補うという方法も良さそうです。
次はMサイズのお弁当箱。
こちらは女性用としては十分な大きさがあるので、 ご飯、おかずをバランスよく詰めることができました。
豚肉とアスパラの中華炒め、青菜のナッツ和え、そぼろ入り卵焼き、ウインナー、ごはん
無印良品のお弁当箱と比べてみた
同じような楕円の一段お弁当箱として、無印良品のアルミ弁当箱(大)も使っているので、以下比較してみました。
無印良品の方が丸みがあって、倉敷意匠の方がとんがった形をしています。
やや倉敷意匠のお弁当箱の方が高さがあります。
琺瑯という素材もあり、アルミ弁当箱よりも重いです。アルミ弁当箱の約190gに対して、Mサイズの方は約420gとなっており、2倍以上の差があります。
ちなみにSサイズの方だと340gです。
容量
- 倉敷意匠計画・琺瑯弁当箱(M):約630ml
- 無印良品・アルミ弁当箱(大):約530ml*1
- 倉敷意匠計画・琺瑯弁当箱(S):約430ml
ちょうど無印良品のアルミ弁当箱(大)を真ん中に多め少なめといった感じでしょうか。アルミ弁当箱の方が軽量という利点はありますが、見た目の可愛さと容量で倉敷意匠の琺瑯弁当箱も選択肢としては十分ありと思います。
倉敷意匠計画室のほうろう弁当箱
カラーバリエーションは、今回購入したもの以外に、白、小豆、灰鼠、灰白があります。
*1:内蓋使わない時