ワタシが20代の頃使っていたパンダのお弁当箱。
「ぬーん」
この愛らしい顔と、バンドに眉毛がついてるというシュールなデザインに惹かれて買いました。…が。まぁ、盛り付けの難しいこと。
スリムお弁当箱の盛り付けが難しい話は前述しましたが、
それを差し置いて過去最高に難しかったのが、このお弁当箱です。
今となっては、こんな感じの悲しいお弁当写真だけが残り、もう手元にお弁当箱はないので、再挑戦することもできませんが、一番難しかったのが耳の部分の扱いでした。
凸の部分にどうおかずを違和感なく入れるかに悪戦苦闘。ミニトマトを置いてみたり、卵焼きを詰めてみたり、ウインナーを入れてみたり。でも、そうすると全体のバランスがどうしても悪くなってしまうわけで。結局正解が見つからないまま、老朽化とともに引退していったのでした。
それにしてもワタシの昔のお弁当…
- いくら写真を見ても何味か思い出せない茶色のご飯
- ポークビッツ詰め込みすぎ
- 卵焼きでおかずの半分を占める
- 間仕切りにはハンドメイド感たっぷりのアルミホイル
- ビジュアルだけでは味の想像もつかないオレンジ色のおかず
この時のお弁当メモを見ると、
メインはピーマンのシーチキン詰め。ちょうど前夜に実家から仕送りが来まして、コーン入りのシーチキン缶が入ってたので、それにマヨネーズを加えて詰めました。火が通りにくい部分は、レンジを使ってフォロー。
と、一切このオレンジ色のおかずに触れていないという…恐るべし、若気の至りです。
今なら、もうちょっとキレイに盛りつけられるんじゃないかなとも思いますが、なにせ当時はきれいに盛り付けようという考えがほぼなかったもので…。
いいとこなしのまま終わったパンダお弁当箱。ごめんね、パンダ。
「もう…」
我こそは!というチャレンジャーの方へ。
散々ぶーぶー言っておいて何ですが、このかわいさゆえ、実は結構お気に入りのお弁当箱でした。いや、ほんとにほんとに。