さて、今回は顔弁についてです。
今流行の妖怪ウォッチとか、アナ雪とかのキャラ弁は不器用で出来る気がしないし、自分用のお弁当だと思うと、さすがに何時間もかけられない。なので、たまに気が向いたら、オリジナルでお弁当に顔をつけています。顔つきのお弁当だから、顔弁です。オリジナルだから、失敗もありません。
顔弁を作ろう
今回は初めてとろろ昆布を買ったので、とろろ昆布を使った顔弁を作ってみることにしました。
事前準備:ラフの作成
毎回必ず書くわけではありませんが、完成イメージがわかないままつくると失敗しがちなので、必要に応じて書きます。
左上から順にあれやこれや考えて、なんとなく形が思い浮かびました。ラフの所要時間は5分ほど。お弁当箱の形に合わせて、とろろ昆布の置き方を考えます。
最初はとろろ昆布をヒゲとして使おうと思ったけど、どうも上手く収まる気がしなかったので、結局髪の毛代わりに使うことにしました。
お弁当箱に詰める!
まずはお弁当箱にベースとなるご飯を。上にとろろ昆布を乗せることを考慮して、ご飯は半量よりやや多めぐらいの多さで。
今回作るのはこの顔です。
まずは、ラフを見ながらとろろ昆布をお箸を使って配置。
なんとなくでいけます。バランスが悪くても「味」の一言で解決です。
お皿の上で海苔をスタンバイ。
海苔パンチで2回、パチンパチンとパーツを抜いて、先ほどのお弁当箱へ。このとき、お箸だと細かいパーツを掴みにくいので、私は爪楊の尖ってない方を水で濡らし、海苔を水分でくっつけてお弁当箱へ運び、配置します。
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大きいものはお箸、細かいパーツは爪楊枝と使い分けるといいと思います。
目を置いた状態。まだ顔感は薄いです。ラフで書いていた目尻のシワは、スペース的に無理だと判断し、この時点であきらめました。
ラフはあくまでラフなので、参考程度にゆるく作ります。
次に調理ばさみで鼻をカット。大きなハサミなので、あまり凝った切り方は出来ません。
鼻を設置。ちょっと顔っぽくなってきました。
続いて、明太子でほっぺたを。
これがあるだけでかわいさが変わってきます。あと色合いとしてもピンクがあるとキレイです。ふりかけ原則禁止のMYルールがあるので、色付きのふりかけなどは使わず、出来るだけシンプルな材料で作るようにしています。
・・・で。あとは口と口元のシワを調理ばさみでカットして完成!所要時間は30分ほどでした。※口と口元のシワの切り取りで意外と時間を要してしまいました
とろろ昆布、明太子、焼き鮭、すき焼きのお肉、ほうれん草のおかか和え、卵焼き、ウインナー、ザーサイ、ちくわの明太大葉チーズ焼き、さつまいもの甘露煮
おかずは前夜のうちに作って詰めておいたので、朝は顔だけ作ればOKです。お弁当包みのハンカチの上で写真撮影。角度によって表情が変わって見えるので、何回か撮り直しながらこんな感じで仕上がりました。
とろろ昆布ばあちゃんです。
ちょっとほっぺたの位置がへんな気もするけど、これもまた味ということで。最初は仙人作ろうと思ってたけど、気づけばおばあちゃんになってました。不思議。
でも出来上がると嬉しい顔弁、キャラ弁よりもよっぽどお手軽で、オススメです。
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今日のお弁当箱は工房アイザワのもの。